ロレックスに限らず、機械式の腕時計は「生き物」と称されることがございます。持ち主の扱いや気持ちに呼応するようにして、時を刻むペースが変化することは、お客様もよくお分かりのことと存じます。一方、ロレックスほどの機械精度であれば、さほど日差も生じないこともございます。こればかりは個体差が大きく、だからこそ魅了されてしまうのかもしれませんけれども…。

時計の進みや遅れは、様々な要因が複雑に絡み合いますことから、一概になぜそうなるのかを申し上げることができかねます。それは単純にムーブメントの油(グリス)が切れてしまったのかもしれませんし、長年にわたって時を刻み続けたことで、歯車の磨耗が進んでいるのかもしれません。私たちロレックスのための修理工房は、どのお客様のロレックスも必ずお預かりをして、内部を拝見したうえで修理のご提案を差し上げるように努めております。

十把一からげにするつもりは毛頭ございませんが、時計の進みや遅れを解決する方法は、オーバーホール(分解修理)に尽きます。ロレックスの裏蓋を取り外し、すべての歯車や軸をばらばらに。専用の液剤で汚れを洗い流したあと、丁寧に乾燥させたら、新品と同じように油(グリス)を注ぎながら組み立てます。さらに機械による誤差のチェック、調整を施して完成でございます。

もちろん、多少の遅れや進みは個性とお考えになっても良いかと存じます。それもロレックスを楽しむ、ひとつの方法とお考えくださいませ。もし私たちロレックスのための修理工房がお役に立てるようでしたら、是非ともご相談をお寄せください。できる限り、お力になりたいと思います。

修理にかかるお見積りのポリシーに
何卒ご理解をくださいませ

私たちロレックスのための修理工房は創業から一貫して、「いちど時計の内部を拝見した上で、修理の方法と費用をお伝えする」という方針を採っております。もし、修理に掛かる費用が予算に見合わなければ、遠慮なくお断りをください。その際、返送の費用はご負担いただきますが、必要以上にお支払いをいただくこともございませんし、職人たちに負担を強いることもなく、とても健全な関係性を維持できます。この点についても、ご理解をいただければ幸いに存じます。

修理代金は、100%ご満足頂いた上での後払いです。

ロレックスのための修理工房の安心5箇条

  • その1:安心アドバイス お客様のご希望、ご事情をじっくりお伺いします。
  • その2:明確な料金体系 ご希望の予算内で修理できるか、かならずお知らせします。
  • その3:ウォッチカルテの作成 いちど修理した時計のアフターケアも万全の体制です。
  • その4:迅速な納期 最短3日でお客様のお手元にお届けしています。
  • その5:内容確認明細書発行 修理内容が一目瞭然となり、大変分かりやすいとご好評です。